この記事の内容は、YouTubeでも解説しています
この記事は、上のような悩みを持っている人に向けて書かれています。
では記事の詳細に入る前に、まずは軽く僕の自己紹介をさせてください。
- 小論文を独学で習得
- 小論文を使って大学に合格
- 小論文の書き方を教える当ブログを作成
- 昇格試験論文のサポートをこなした経験あり→小論文代行サービス
- 某省庁のエントリーシートの代行をこなした経験あり→小論文代行サービス
- 論文関連のYoutube動画を作成↓
独学の体験談を詳しく知りたい方は、以下のページを参照してください。
次の役職にステップアップするためとして、「昇格論文を書いてください」と言われることがありますが、正直なことを言えば、
と思いますよね。
それもそのはず、昇格論文なんてまず習う機会が無いので、悩むのは当然です。
そんな悩みを持つ方のために、当サイトでは昇格論文の書き方について記事を書いてきました。
例えば以下のページは、構成を中心に昇格論文の書き方を解説しています。
ただ、逆に「これはダメだよ!」という悪い視点からの記事は1つしか書いていなかったので、今回当記事を作成しました。
↓その記事とは、「落ちる小論文の特徴5選」という記事です↓
ただ、これはあくまでも「小論文」という広い範囲のものであり、昇格論文に焦点を当てたものではありません。
もちろん、「落ちる小論文の特徴5選」も昇格論文を書くにあたって参考になりますが、以下で書くほうがより昇格論文に適した内容となっておりますので、ぜひ合わせてご覧ください。
昇格論文で落ちる人の特徴を思いつく限り書いてみました
では、淡々と昇格論文で落ちる人の特徴を思いつく限り書いていきますね。
主体性がない→これはマジで落ちます
落ちる要因として1番大きいのが、「主体性がないこと」ですね。
「主体性がない」という言葉をもっとわかりやすく言えば、「自らの意思で行動する姿勢が感じられない」と捉えてもらえればOKです。
主体性がない文章の例は、以下のような感じです。
生産性を改善するには、売上の集計作業を自動化することだと考える。そのためには、エクセルのVBAを使うことが望ましいと思う。以上。
はい、もっともな意見は言っていますけど、「あなたが具体的に何をやるのか?」という部分が書かれていないですよね。
この文章を見た採点者はですね、
と思ってしまうんですよ。
そして、当然そのような感想を抱かれてしまえば、昇格論文で良い評価はもらえません。
そもそも昇格論文は、「次の役職にステップアップする人間を見極めるため」に課しているものですから、そこに主体性が無ければ評価されないのは当然ですよね。
もっと簡単な言葉で言えば、自分の意思で行動するイメージが見えない人をステップアップさせるのって、感覚的に気が進まないですよね。
昇格論文は「読んでいる人の気持ちで評価が決まる」非常に曖昧な試験なので、主体性を持たせ頼りがいがあることをアピールするのは欠かせない要素だと思ってください。
具体性がない
具体性がない内容も、落ちる大きな要素になります。
なぜなら、具体性の無さは、「責任の無さ」を感じさせるからです。
どういうことかと言うと、具体性が無い内容を書けばですね、必然的に責任逃れの文章になるんですよ。
ちょっとイメージしにくいと思いますので、下に具体性の無い例文を載せます。
売上を向上させるためには、生産性を向上させることが不可欠だ。したがって、生産性を上げられるように、これからも精進していきたいと思う。以上。
はい、上の例を見てどう思いました?
と思いましたよね。
このようにですね、もっとらしいこと言って、何かにチャレンジすることを明言しないズルい文章はめちゃくちゃ読み手を嫌な気持ちにさせます。
当然、昇格論文の性質を考えれば評価されないのは明白なので、必ず「具体的にあなたが何をするのか?」という文章は記載しましょう。
テーマを無視している
意外と多いのが、「テーマを無視している」というミスですね。
なぜこのミスが起きるかと言うと、「読み手の気持ちを想像していないから」なんですよ。
例えば、以下のようなテーマがあったとします。
テーマ:今の職場の中で得た知識・経験を踏まえた上で今後の目標を設定し、どう取り組んでいくかについて述べなさい。
この場合、以下3つの要素を含んだ文章を書く必要がありますよね。
- 今の職場の中で得た知識・経験
- 今後の目標
- どう取り組んでいくか
ただ、しっかりとこの3つの要素を踏まえて文章を書くのって面倒くさいです。
そこでたまに、以下のような考えを持ってしまう人がいます。
はい、断言しますが、「上のような発想は基本的に見透かされる」と思ってください。
テーマにしっかりと答えないことからは、粘り強さの欠如を感じさせ、結果として合格から遠ざかります。
目の前に読む人がいないからとサボる行為は嫌がられますので、面倒くさいですけどしっかりとテーマに向き合ってください。
文字数が少ない
人の気持ちで合否が決まるという性質を考えれば、文字数が少ないことは落ちる決定的な要素にもなります。
では、想像してください。
あなたが仮に「制限文字数800字で小論文を書いてきてね」と部下に頼んだのに、部下が300字で完結した小論文を出してきたらどう思うでしょうか?
と思いますよね。
当然そんな感情を抱いた人を、昇格させたいと思うわけがありません。
文字数はわかりやすく読み手の感情に影響を与えますから、極力制限文字数の9割は超えるように書くことをオススメします。
読みにくい
これが皆さん悩むところだと思うのですが、読みにくい文章もヤッパだめですね。
読みにくいと、シンプルに読み手を嫌な感情にさせますので。
ただ、
と悩む人がめちゃくちゃ多いハズです。
まあ、それはそうですよね。
論文なんて書く機会がなかなかありませんから、うまく書けなくて当たり前です。
とはいえ、時間がない中でうまく書けるようになりたいと思いますので、そんな人は以下のページを参考にしてください。
この2つのページを読み込めば、読みやすい文章を作り上げていくイメージがつかめます。
理由や根拠がない
これもよくあるミスなのですが、「理由や根拠がない」文章を書いてしまう人も結構います。
例えば、以下のような感じですね。
私は課題として、生産性の向上に取り組みたいと考えている。具体的に取り組みたいのは、売上集計の自動化だ。
まあ、決して悪い文章では無いように見えます。
ただ、読み手の心の中には、
という疑問が残ります。
このように、理由や根拠を述べない文章は、読み手の心にモヤモヤした疑問を残します。
当然ですが、そんなモヤモヤを残すような人を高く評価したいと思わないですよね。
したがって、何かを主張した後には「なぜなら、」という文章を書くクセをつけることをオススメします。
そうすることによって、理由や根拠がない文章を避けることができますよ。
まとめ
今回は、以下6つの落ちる特徴について解説しました。
- 主体性がない
- 具体性がない
- テーマを無視している
- 文字数が少ない
- 読みにくい
- 理由や根拠がない
逆に言えば、上記の特徴に当てはまらなければ高い評価を得ることができますので、ぜひ参考にしてください。
では、昇格論文の作成頑張ってください!
最後まで見ていただき、ありがとうございました。
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