・「ボランティアの意義について考察したい」
・「小論文の書き方を学びたい」
こんにちは、TKです。
私は小論文の書き方を、「たった1冊」の本だけで身につけました。
実際にその小論文を利用して、大学に合格したという実績を持っています。
今回の記事は、小論文・例文集第22弾です。
お題はこちら。
お題:あなたはボランティアをする意義をどのように考えているか?あなたの意見を800字以内で述べなさい。
ボランティアを簡単に説明すると「無償」で働くことです。
大抵の人ははお金を貰うために働きますよね。
なのでボランティアなど全くしないという人もいると思います。
ですが世の中には、自ら進んでボランティアをする人が大勢いるんですね。
なぜ彼らはお金を貰えない働きをするのでしょうか?
今回の記事では「ボランティア」をテーマに小論文を書いていきます。
- ボランティアの意義を考察したい人
- 小論文の書き方を学びたい人
にオススメの記事です。
それではご覧ください。
ボランティアの意義とは?【小論文・回答例】
お題:あなたはボランティアをする意義をどのように考えているか?あなたの意見を800字以内で述べなさい。
① おそらく大半の人は「お金を稼ぐため」に働いている。そのような人たちからすれば、タダで働くボランティアなど考えられないかもしれない。しかし世の中には、ボランティアを自ら進んで行う人も大勢いる。ということは、ボランティアをすることで「お金以外のなにか」を得られるという意義があるのではないだろうか?
② 私は、ボランティア活動には「成果を出す実感を味わえる」という意義があると考える。理由は、ボランティアは時間を切り売りする働き方ではなく、何かしらの結果を求めて働くことが大前提だからだ。例えばアルバイトとして働く場合を考えてほしい。アルバイトは成果よりも、どれだけの時間働いたかで評価されるのが一般的だ。どれだけサボっても、どれだけ頑張っても貰える報酬に大差はない。しかしボランティアは時間で評価されることはなく、何をしたかが評価の対象だ。そのような環境に身を置けば「なにか行動を起こさなければ」という気持ちになる。結果として主体的に動くようになり、成果をだす実感を味わえるのだ。
③ 実際に私は、中学生の時にボランティアに参加し、成果をだす実感を味わっている。ボランティアの内容は神社の清掃だった。具体的には、神社に落ちているゴミを2時間ほどかけて拾っていく作業を延々とこなしたのだ。ゴミを拾い終わり、最後にもらったのはペットのお茶1本だけだった。単純に受け取った物だけで考えたら、全く割に合わない労働だ。しかし私は、きれいになった神社を見れただけで満足だった。私はボランティアを通じて「成果を出す実感」という働く上で重要な感情を学ぶことができたのだ。
④ ボランティアには目に見える報酬は発生しない。なのでボランティアの意義が感じられない人もいるだろう。しかしボランティアは、何かしらの成果を求めて働くことが大前提だ。したがって、ボランティアには「成果を出す実感を味わえる」という意義があると私は考える。
ボランティアの意義とは?【小論文・例文解説】
通読お疲れさまでした!
「ボランティアには、成果を出す実感を味わえるという意義がある」という主張で小論文を書いてみました!
今回の小論文は以下4つのブロックで構成されています。
- テーマ解説
- 主張(ボランティアには、成果を出す実感を味わえるという意義がある)
- 主張の深掘り(神社でボランティアをした話)
- まとめ
それぞれのブロックを簡単に解説していきますね。
①テーマ解説と問題提起
テーマの解説+問題提起という王道の書き出しです。
サラッとテーマにまつわる話をした後に、問題を投げかければOKです!
非常に使い勝手がいいので、ぜひ身につけてください。
②主張
①の問題提起に対する主張をするという、オーソドックスな書き方です。
主張に加えて「補足」をいれたのがポイントです。
ただただ自分の意見を述べるだけでなく、その意見を補足する文章を入れることによって、説得力が増しますので覚えておきましょう。
- 主張→ボランティアには、成果を出す実感を味わえるという意義がある
- 補足→時間を切り売りする働き方ではなく、何かしらの結果を求めて働くことが大前提だから
③主張の深堀り
②主張の内容に、自分の体験談を加えました!
実体験を交えることによって、主張の説得力が増す効果があります。
- 主張の深堀り→中学生の時にボランティアをした話
④まとめ
最後は今まで述べてきたことを、表現を変えて短くしただけです。
②と③の重要な部分だけを抜き出して伝えれば十分でしょう。
まとめの書き方は、要約の手法を身につければ簡単に書けるようになります。
ぜひ下記のページを参考にしてください。
「他の例文からも学びたい!」という人は下記のページへ。
複数のお題から学ぶことであなたの小論文の幅が広がり、どんなテーマにも対応できる力が身につきます。
ボランティアの意義とは?【小論文・テーマの振り返り、感想】
偉そうにボランティアの意義について語りましたが、実はボランティアは1回しかやったことがありません。
でもボランティアが終わった後の「爽快感」は今でも覚えています。
お金が発生しないからこそ「純粋」な気持ちで働くことができるんですよね。
現状、お金に余裕があるわけではないので、ボランティアをすることができていません。
十分なお金が手に入ったらまたやりたいですね。
今回の記事は以上になります!
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最後まで見ていただき、ありがとうございました!