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小論文

【小論文・例文集】なぜコンビニは24時間営業をやめるのか?

・「小論文の書き方を学びたい」
・「コンビニの営業時間短縮について考察したい」

こんにちは、TKです。

私は小論文の書き方を、「たった1冊」の本だけで身につけました。

実際にその小論文を利用して、大学に合格したという実績を持っています。

 

今回の記事は、小論文・例文集第14弾です。

お題はこちら。

コンビニは24時間営業が特徴の小売業だ。しかし24時間営業をやめて、店を開ける時間を短縮する取り組みが行われている。この取り組みに対するあなたの意見を800字以内で述べなさい。

あなたもコンビニはよく利用されるかと思います。

深夜でも必ず開いているので、ちょっとした買い物をしたくなった時に便利ですよね。

 

しかしコンビニのウリでもある、24時間営業をやめる動きが徐々に見られるようになってきました。

一体なぜ営業時間を短縮しようとしているのでしょうか?

 

今回は「コンビニの営業時間短縮」について小論文を書いていきます。

  • 小論文の勉強をしている人
  • ニュース(時事問題)の考察をしたい人

にオススメの記事です。

 

それではご覧ください。

【小論文・例文集】なぜコンビニは24時間営業をやめるのか?・回答例

コンビニは24時間営業が特徴の小売業だ。しかし24時間営業をやめて、店を開ける時間を短縮する取り組みが行われている。この取り組みに対するあなたの意見を800字以内で述べなさい。

① コンビニの最大のウリは「24時間営業」だ。時間を選ばずに買い物ができるため、深夜にちょっとした物が必要になった時に重宝する。しかし最近、コンビニのウリである24時間営業をやめる動きが見られるようになった。一体なぜだろうか?

② 24時間営業をやめる理由はコンビニオーナーの疲弊だ。ではなぜ、コンビニオーナーが疲弊しているか?それはロイヤリティの支払いが粗利分配方式だからだ。粗利分配方式とは、売上総利益に一定の率を掛けた値をロイヤリティとして支払う方法だ。この方法のどこが問題なのか?それは廃棄や万引きによるロスは原価に参入されないところだ。つまり本部は、フランチャイズ店で万引きや廃棄があっても痛くもかゆくもない。では誰がロスの負担を被るのか?オーナーである。ただでさえ24時間営業するのも大変なのに、ロスの負担もすべて自分にかかってくる。こんな状況で24時間本部のために営業したいと思うわけがない。

③ この問題を解決するためには、本部に払うロイヤリティの計算方法を変えるべきだろう。具体的には、売上総利益ではなく純利益に率を掛ける方法が望ましい。この計算方法であれば、本部がロスをすべて負担する形になるので、現状のようにオーナーに負担を押し付けることがなくなる。もちろんこの方法を採用すれば、本部の利益は目に見えて減るだろう。しかしいつまでもオーナーを食い物にするようなやり方では、いつか足元をすくわれる。したがって、早急にオーナーの負担に配慮した計算方法に代えるべきだ。

④ コンビニが24時間営業をやめる原因は、オーナーの疲弊だ。疲弊してしまう根本の原因はロイヤリティの計算方法にある。したがって計算方法を変えて、オーナーにかかる負担を軽減してくべきだと私は考える。

【小論文・例文集】なぜコンビニは24時間営業をやめるのか?・例文解説

いかかでしたか?

「オーナーの負担を減らすため、ロイヤリティの計算方法を代えるべき」という主張で小論文を書いてみました!

 

今回の小論文は以下4つのブロックで構成されています。

  1. テーマ解説
  2. 主張(オーナーの疲弊が、24時間営業をやめる原因だ)
  3. 主張の深掘り(オーナーの疲弊を無くす方法)
  4. まとめ

それぞれのブロックを簡単に解説していきますね。

①テーマ解説と問題提起

テーマの解説+問題提起という王道の書き出しです。

サラッとテーマにまつわる話をした後に、問題を投げかければOKです!

非常に使い勝手がいいので、ぜひ身につけてください。

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②主張

①の問題提起に対する主張をするという、オーソドックスな書き方です。

主張に加えて「補足」をいれたのがポイントです。

ただただ自分の意見を述べるだけでなく、その意見を補足する文章を入れることによって、説得力が増しますので覚えておきましょう。

  • 主張→オーナーの疲弊が、24時間営業をやめる原因だ
  • 補足→疲弊の原因は、ロイヤリティの支払いが粗利分配方式だから

③主張の深堀り

②主張では、コンビニ業界の問題点を重点的に書きました。

しかし、問題点だけでなく解決方法も示さなければ、小論文の質は低いものになってしまいます。

抽象的ではなく具体的な解決方法を書ければ、好印象を与えることができるでしょう。

  • 解決方法→本部に払うロイヤリティの計算方法を変えるべき

④まとめ

最後は今まで述べてきたことを、表現を変えて短くしただけです。

②と③の重要な部分だけを抜き出して伝えれば十分でしょう。

まとめの書き方は、要約の手法を身につければ簡単に書けるようになります。

ぜひ下記のページを参考にしてください。

【かんたん!】小論文・要約の方法【解答例有り】 この記事をYouTubeで見たい方はこちら! https://www.youtube.com/watch?v=pu8Vc-...

「他の例文からも学びたい!」という人は下記のページへ。

小論文・例文集【定期的に更新中!】

複数のお題から学ぶことであなたの小論文の幅が広がり、どんなテーマにも対応できる力が身につきます。

【小論文・例文集】なぜコンビニは24時間営業をやめるのか?・まとめ

コンビニの営業時間短縮は思ったよりも闇が深い問題だと、改めて感じました。

人手不足だからとか、そんな単純な話ではありません。

確実にオーナーを食い物にするシステムが構築されているのです…。

 

売上総利益に60%掛けた数字を払うというのは、もちろん事前に説明はあるでしょう。

しかしロスは売上原価に含めないとの説明は、聞かれない限り言っていないと推測されます。

ひどい話ですよね。

 

つまり本部からしたら「24時間営業で、常に商品が隙間なく揃っている状態」が理想的なわけです。

 

人件費、ロス、オーナーの疲労

極端に言うと、そんなものは本部には関係ないのです。

 

フランチャイズに加盟する時は計画的に!

生半可な気持ちで始めると地獄を見ますよ…。

今回の記事は以上になります!

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最後まで見ていただき、ありがとうございました!

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