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小論文

800字の小論文の「王道の書き方」教えます【私はこれで大学入りました】

この記事を読むメリット

  • 800字の小論文の構成を習得できる
  • 800字の小論文の解答例を見ることができる

こんにちは、TKです。

私は小論文の書き方を、たった1冊の本だけで身につけました。

実際にその小論文を利用して、大学に合格したという実績を持っています。

 

高校入試や大学入試は、基本的には学力テストで合否が決まりますよね。

しかし、入試の形態によっては「小論文」を書かされることもあります。

実際に私も、小論文を書いて法政大学(編入)に入りました。

小論文のテーマは学校側が指定して、指定されたテーマに沿って書いていくというものでした。

練習しているうちに「構成」を身につけた

私が受験した大学は、800字の小論文を出題することが事前にわかっていました。

幸いなことに、800字の小論文の書き方に特化した本があったんですね。

私はその本に載っているテーマに沿って、800字の小論文を書く練習をひたすら繰り返したのです。

すると800字の小論文に適した「構成」が、だんだんわかってくるようになりました。

小論文で求められる文字数は、その多くが800字前後です。

したがって、今回の記事は小論文を攻略する上で有益な情報になります。

それではご覧ください。

800字の小論文の「王道の書き方」教えます【社会問題編】

これからご紹介する構成は「社会問題」がテーマになった時に有効な書き方です。

この構成は多くの小論文で使えるので、必ず身に付けてください。

なぜなら小論文のお題の多くが「社会問題に対するあなたの意見を述べなさい」というニュアンスのものだからです!

それでは私が導き出した王道の書き方をご紹介します。

 

私が導き出した構成は、4つの要素から成り立ちます。

  1. テーマの解説(目安:150字前後)
  2. 主張(目安:250字前後)
  3. 主張に対する批判・問題点(目安:250字前後)
  4. まとめ(目安:150字前後)

これだけだと実際に書くイメージがわかないですよね…

それぞれのパートを掘り下げて解説していきますのでご安心ください。

テーマの解説(目安:150字前後)

書き出しは小論文の出題テーマの解説を書いていきましょう。

小論文の出題テーマは「トレンドの時事ネタ」が設定されることが多いです。

このトレンドの時事ネタは、受験する組織の色が強く反映されたテーマになります。

例えば「看護系」の学校を受ける場合は、当然看護系のテーマが出題されます。

なので普段から受験する組織を意識してニュースをチェックする癖をつけましょう。

 

※学校によって特殊なテーマが設定される場合もあります。過去の出題を確認して必ず傾向を確認してください。

 

ではテーマの解説とは具体的に何を書けばいいのでしょうか?

具体的には、そのテーマの事実を書けばOKです。

ここでは自分の意見は必要ありません。

テーマの内容を理解していることを、読み手に伝えることができれば十分です。

主張(目安:250字前後)

主張は小論文のメインですね。

 

ここで注意してほしいのは、「良い文章」=「斬新な内容の文章」ではないということです。

小論文で見られているのは、あなたの発想力ではありません。

理論的な文章が書けるかどうか?というところを見られています。

斬新なアイディアはいらないと言うつもりはありませんが、合格するための必須の要素ではないのです。

なので無理に個性を出そうとする必要はありません。

主張を書く時には、以下の内容を盛り込めばOKです。

  1. 意見
  2. その意見を選んだ理由
  3. 意見の補足

この3点の要素を書けば、主張は読み手にうまく伝わります。

 

ポイントは意見の補足ですね。

意見の深掘りをしたり、意見を裏付ける具体例をだしたりしましょう。

すると、主張に「深み」がでます。

主張に対する批判・問題点(目安:250字前後)

ここでいう批判とは、あなたが提示した主張に対する批判です。

「えっ?なんで自分の主張を批判しなきゃいけないの?」と思われたかもしれません。

理由は、「自分の主張に悪い点があることも理解しているよ」というアピールをするためです。

小論文のテーマになる問題というのは、基本的に決まりきった正解がありません。

したがってあなたの主張は、100%正しい意見ではないことが普通なのです。

もし主張の良い面しか語られていなければ、読み手は「不信感」を抱きます。

 

例えばあなたが電化製品のセールスをされている時に、商品の良い点しか語らない店員がいたら、「売ることばっかり考えて、悪い点を言っていないな」と思うでしょう。

つまり、あなたが提示した主張の悪い点も語ることで、逆に主張の説得力が増すのです。

主張に対する批判を書く時は、

  1. 主張の否定
  2. 主張を否定する理由
  3. 主張の良い点orその批判は的外れという指摘

この3点の要素を書けばOKです。

否定した後に「主張の良い点」を書くところがポイントですね。

理由は、「解決方法の悪い点をいろいろ書いたけど、結局私が提示した解決方法が1番だと思います!」という結論に持っていく必要があるからです。

悪い点だけ書いて終わってしまったら、あなたの解決方法に悪い印象を残したまま小論文が終わってしまいます。

それでは本末転倒なので、最後は必ず良い点を書いて、批判のパートを締めくくるようにしましょう。

 

また、その批判は的外れという指摘を書いてもOKです。

批判の内容が間違っていれば、「自分の主張はやっぱり正しい」と言えますからね。

まとめ(目安:150字前後)

最後にまとめとして、今まで書いてきたことを再び書いていきます。

今まで書いてきたこととは、

  1. テーマの背景
  2. 主張
  3. 主張に対する批判

の3点ですよね?

この3点のパートを150字で収まるように簡単に書けばOKです。

 

新しい話は一切いりません!

 

今まで述べてきたことを「違う言葉や表現」で言い換えるだけでOKです。

 

以上が「800字の小論文の王道の書き方」です。

この構成で大学に合格できたので、信頼できる書き方と言えるでしょう。

 

次に、今回ご紹介した構成に従って例文を書きましたので参考にしてください。

800字の小論文の解答例

例題:労働力人口の減少が問題視されていますが、日本がこの問題を解決するためにはどのような施策をとるべきか?あなたの意見を800字以内でまとめなさい。

①テーマの背景

現在の日本では、労働力人口の減少が問題になっている。労働力人口が減少することによって、「年金が少なくなる」「労働者の負担が増す」といった不安がささやかれている。労働力人口は年々減少しているため、日本は早急に解決方法を考えなければらない。では、労働力人口の減少を止めるために、日本はどのような施策をとるべきだろうか?

②主張

私は、「少子化対策」に力をいれるべきだと考える。理由は、将来の働き手を増やさない限り、労働力人口の減少は抑えることができないからだ。具体的には、子供に対する手当を、より厚くするべきだろう。子供を産む時に感じる不安は「お金」に関することが大きい。特に若い世代は自分たちの生活だけで手一杯になってしまい、子供を持つことへの不安は小さくない。したがって、将来の働き手を増やすために、子供に対する手当を厚くする必要があると考える。

③主張に対する批判・問題点

しかし、子供を産んだ家庭に対して、手厚い手当をすることは簡単ではない。なぜなら、国の財源に余裕は無いからだ。例えば平成30年度の日本の歳出額の、およそ3分の1が公債で賄われている。つまり、子供に対する手当を簡単に増やすことはできないのが現実だ。しかし私は、他の歳出を減らしてでも、子供に対する手当を厚くする必要があると考える。なぜなら、私の考える解決方法は、日本の将来をつくる長期的な解決方法だからだ。一時的な問題解決では、本当の問題解決とは言えない。長期的な視野で労働力人口を増やすためには、やはり子供に対する手当を厚くすることが必要だろう。

④まとめ

労働力人口の減少は早急に解決しなければならない、日本が抱える問題の1つだ。この問題を解決するには、子供に対する手当を厚くする必要がある。もちろん、簡単に手当を増やせない事情があることは理解している。しかし日本の将来を考えた時、子供に対する手当を厚くすることが、この問題を解決する1番の方法だと私は考える。

書き方を知っただけでは、書けるようにならない

この記事を読んで「小論文の書き方わかった!あとは試験に臨むだけ」と思った方、

甘いですよ!

書き方がわかるのと、実際に書けるのは全く異なります。

今回ご紹介した書き方が身につくまで、何回も何回も小論文を書いてください。そして、出題傾向もかならず調べましょう。

あなたが小論文で合格を勝ち取ることを祈っています。

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