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【決定版】昇格試験論文の意図を徹底的に考えてみた【2000字の例文あり】

悩む人
悩む人
昇格試験論文に挑むんだけど、何をどう書けばいいのか分からない・・・

この記事は、上のような悩みを持っている人に向けて書かれています。

では記事の詳細に入る前に、まずは軽く僕の自己紹介をさせてください。

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では、さっそく本題に入りましょう。

昇格試験において論文を書かせる意図は何なのか?

まず、「昇格試験において論文を書かせる意図は何なのか?」という視点の話から考えていきます。なぜこんな話から考えるかと言うと、根底から考えることで論文の方向性が定まりやすくなるからです。

昇格試験において論文を書かされるという事実を知った時、あなたは確実に不安になったはずです。不安にならないわけがありません。だって、昇格試験論文なんて、どう書けばいいかわからないですから。大前提として、試験に臨む全ての人が不安を抱えているという事実は知っておきましょうね。それだけでも心理的なストレスは多少は減りますから。

では、話を戻します。「昇格試験において論文を書かせる意図は何なのか?」という問いを考えることで、論文の方向性が定まり、ひいては漠然とした不安も減少します。なぜそう言えるか。それは、試験の意図が分かれば、自ずと何を書けばいいのかも分かってくるからです。

では、意図をじっくり考えていきましょう。まず注目すべきが「昇格させるどうか見極める試験において論文を書かせている」という点です。

つまり、「社内で昇格する」というのはどういう意味を持つも行為なのかをちゃんと理解しておく必要かがあるわけです。ここへの理解が深まることで、論文の方向性がグッと定まります。では、昇格するとどういうことが起きるでしょうか?複数の要素が考えられますが、重要なのは以下のような要素です。

  • 人に指示を出す場面が増える
  • 自ら問題や解決策を考える場面が増える
  • より困難な仕事に臨む場面が増える

役職が上がるわけですから、以上のような要素はどんな職場だとしても当てはまる可能性は高いですよね。

そしてここで言いたいのは、「これらの要素を満たしているかを知りたいから論文を書かせている」ということです。これは、出題者側の気持ちになってみれば分かることです。この人は昇格させるべきか否かと悩んだ場合、それは何に悩んでいるかというと、能力が足りているかどうか分からないという悩みです。

つまり、昇格に値する能力があるかどうかを知りたいから論文という形で評価をしようとしているわけです。論文はその人の思考や経験値を存分に表現してもらえるツールとして適していますからね。

どうすれば意図を踏まえた論文を書けるのか?

昇格論文を書かせている意図は「昇格に値する能力」があるか否かを判断するためである。という話について語ってきました。この意図が理解できただけでも、あなたはもう既にかなりのアドバンテージがあります。こういった意図を何も分かっていない受験者も普通にいますからね。

ここまでの話を聞いて次に疑問に思うのは、どうすればその意図を踏まえた論文を書けるのか?ということですよね。普通に人生を送っていれば、論文を書く機会などそうそうありませんからね。大学の卒論などで書くケースはありますが、何年も前の話であってり行き当たりばったりで書いていることも多く、論文に対する自信が無いのが普通の人間です。

ただ、意図を踏まえた論文を書くことはそこまで困難な所業ではありませんのでご安心ください。結論から言うと、話の順番さえ整えてあげれば論文として形になります。では、具体的に説明していきますね。

大抵の昇格試験論文では「昇格することを踏まえてどんな取り組みを頑張りたいですか?」的なテーマが出題されます。なぜなら、昇格した後の仕事をちゃんとこなせるかどうかを判断したいからです。

そして、こういうテーマに対する話の順番には基本的なテンプレがありますから、そのテンプレを覚えておけば評価に値する論文は書けます。具体的には、以下のテンプレを覚えておいてください。

  • 原因or提案
  • 原因or提案を踏まえて起こす行動
  • 原因or提案を踏まえて起こす行動により生じる懸念点

ポイントは、常に前の話を踏まえながら話を展開している点にあります。こういった流れで書くことで論文に統一感が生まれ、主張が伝わりやすくなります。

また、昇格にあたっては「必要なことを自分で考え行動してくれる人」が高評価を得やすいです。そう言える理由は明白で、役職が上がれば上がるほど自分で考えて行動する場面が増えるからです。

ゆえに、懸念点という嫌な側面から目を逸らさないことは結構重要です。物事をちゃんと考えているのなら、懸念点にぶち当たらないわけが無いので。先ほども述べましたが、役職が上がれば

  • 人に指示を出す場面が増える
  • 自ら問題や解決策を考える場面が増える
  • より困難な仕事に臨む場面が増える

という傾向が見られるのが普通です。「こういった傾向をちゃんと満たせますよ」とアピールしながら

  • 原因or提案
  • 原因or提案を踏まえて起こす行動
  • 原因or提案を踏まえて起こす行動により生じる懸念点

という流れの論文を書けば高い評価を得られます。

では、以上の話を踏まえて例文も確認していきましょうね。ノウハウは具体例を見ることでより理解が深まりますので。

なお、テンプレの前後に導入やまとめも付随した例文をお見せしますので、そういった点にも着目しながら見てください。テンプレといってもその形で完成しているわけではなく、ある程度の工夫は必要なことも忘れないようにしてください。

まあ、ごちゃごちゃ言ってるとダラけてしまうので早速例文を確認しましょう。

例文

お題:当社の売上を回復させるために、あなたが取り組もうと考えている事柄を2000字程度でまとめてください

①導入

今回の論文では、最初に売上を落とすことになった主要な原因について説明する。次にその原因を踏まえながら、具体的な解決策を提案する。さらに、加えて解決策の懸念点にも触れることで、より現実的な提案へと昇華させる。

② 原因or提案

主要顧客の経営不振や感染症拡大による需要低下など、売上の減少に結びつく原因は様々ある。その様々な原因の中から今回は、「配達員の対応悪化」を主要な原因として取り上げ、話を進めていく。当原因に焦点をあてる理由は、主体的に解決していけるものであり、かつ売上の減少に結びついていると言える根拠があるからだ。3ヶ月前に棚橋青果から、委託契約を解除したいとの連絡を受けた。また、1ヶ月前にはDSCホールディングスからも、委託契約を解除したいとの連絡を受けている。いずれも主要顧客であり、売上の減少に直結した。立て続けに契約を解除されることに違和感を覚え、私は直接両社の担当者に会いに行き、委託契約を解除するに至った経緯について聞いた。結論から言うと、いずれも「対応が悪いから」という理由であった。指定した時間に遅れたり荷崩れを起こしていたりと、度々トラブルが生じるものの、改善される気配もないし、それが当たり前という雰囲気を出してすらいると言われた。おそらくこれは氷山の一角であり、不満を抱えながらも契約を継続して頂いている顧客は相当数いるだろう。この状況を放置しておけば、新たに契約解除を言い出されるのは時間の問題だ。失った信用を取り戻し、さらに新たな顧客を開拓していくためにも、当原因は早急に解決するべきだと考える。

③ 原因or提案を踏まえて起こす行動

以上を踏まえて私が取り組む解決策は、「現場状況を本部に上げる体制の構築」だ。なぜこの解決策に取り組むかと言うと、現状は現場で起きたトラブルがうやむやになっているからだ。本来であれば、配送過程で起きたトラブルは各支店の責任者が取りまとめ、業務推進部へ報告することが義務付けられている。ただ、現状はトラブルがまともに報告されていないのが実情だろう。先述した主要顧客の不満の声も、私が聞きに行って初めて明らかになったものだ。以上を踏まえて具体的には、全ての配達員が気軽に報告できるプラットフォームを整備することで、体制を構築する予定だ。現状は配達員が支店の責任者にトラブルを報告し、責任者が業務推進部へと上げるルートしかない。ただ、責任者が全て正直に報告するとも限らないし、そもそも配達員が叱責を恐れて報告していないケースもあるだろう。ただ、そういった現状は、プラットフォームの整備で大部分を改善できると考える。責任者を介さなくてもよくなることで作為的な報告は一掃されるし、配達員が直接叱責を受けることもなくなる。当提案を情報管理部に話してみたところ、「社員IDを利用することで、各配達員が報告できる体制を構築することは可能」との回答を頂いた。まだ具体的な開発には至っていないが、関係部署と相談を重ねた後に、問題が無さそうであれば開発に着手していきたいと考えている。

④ 原因or提案を踏まえて起こす行動により生じる懸念点

ただ、プラットフォームの利用によって報告の体制を構築することには懸念点もある。それは、各配達員が積極的に利用してくれるとは限らないことだ。責任者を介さなくてよくなるとはいえ、自らが関わっているトラブルを積極的に報告することは、心理的なハードルが高いとの声もある。以上を踏まえて、プラットフォームの利用開始と同時に、各支店への定期的な視察も行っていくつもりだ。この行動の意図は、心理的安全性を高めることにある。視察すると言っても、抜き打ちテストのようなことをするわけではない。各配達員とコミュニケーションを取り、業務上の細かな悩み事を聞くことが目的だ。これによって、「些細な事柄でも報告していいんだ」という空気感を醸成する。また、配達員とコミュニケーションを取ると気づくのだが、彼らは意外とトラブルを報告したがっているところもある。なぜかと言うと、どんなトラブルもその配達員のみが悪いと言えるケースはほぼ無いからだ。例えば指定した時間に遅れてしまったケースを紐解くと、配達スケジュールに余裕が無さすぎることが往々にしてある。仮にそのスケジュールでも、1つもミスをしなければ遅れることはない。ただ、人間である以上、1つもミスをしないことなどありえない。そういった背景があるにもかかわらず、まるで遅れた原因が自分だけにあるように捉えられては、配達員も納得はできないだろう。このように、配達員が声にならない不満を抱えているケースを見てきているので、心理的安全性を高めてあげることで、現場の状況は着実に上がってくると考える。

⑤まとめ

今回は、売上を落とすことになった主要な原因を取り上げつつ、具体的な解決策についても論じた。ただ、今回論じた内容はあくまでも、「報告のルートを整備すること」にすぎない。報告された内容を踏まえて誠意ある対応も考えていくことで、課長としての役割を果たす所存である。

さいごに

はい、いかがでしょうか?

具体的な例文を読んだことでテンプレの良さが実感できたと思います。では、論文の作成頑張ってください。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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