・「SNSの適切な利用方法について考察したい」
・「小論文の書き方を学びたい」
この記事の内容は、YouTubeでも解説しています
こんにちは、TKです!
私は小論文の書き方を、「たった1冊」の本だけで身につけました。
実際にその小論文を利用して、大学に合格したという実績を持っています。
今回の記事は、小論文・例文集第19弾です。
お題はこちら。
お題:ネット上で気軽にコミュニケーションをとるのに便利なSNS。このSNSはわたし達の生活を便利にする一方、様々な社会問題のきっかけになることもある。わたし達はSNSをどのように利用していくべきか?あなたの考えを800字以内でまとめなさい。
Facebookの月間利用者数は20億人を超えています!
SNSはそれほど世間に浸透しているのですね。
SNSと一口に言っても、様々なサービスがあります。
この3つが代表的なSNSでしょうか?
あなたもきっと利用しているはずです。
簡単に大勢の人とコミュニケーションを取るのに便利なSNSですが、様々な問題もありますよね…。
問題を他人事と捉えず、わたし達ひとりひとりが接し方を考えていくべきでしょう。
今回は「SNS」について小論文を書いていきます。
- 「ニュース(時事ネタ)を考察したい!」
- 「小論文の書き方を学びたい」
このような人にオススメの記事です。
それではご覧ください。
SNSの適切な利用方法とは?【小論文・例文集第19弾】・回答例
お題:ネット上で気軽にコミュニケーションをとるのに便利なSNS。このSNSはわたし達の生活を便利にする一方、様々な社会問題のきっかけになることもある。私達はSNSをどのように利用していくべきか?あなたの考えを800字以内でまとめなさい。
① SNSは世界中の人々と気軽にコミュニケーションがとれる優れたツールだ。SNSを利用した商売も行われおり、仕事でもプライベートでも欠かせない存在と言える。一方、情報リテラシーが低い一部の人間によって、SNSが社会問題のきっかけになることもある。このような状況を踏まえた上で、私達はSNSをどのように利用していくべきだろうか?
② 私はSNSを個人を発信する場として、若いうちから積極的に利用していくべきだと考える。なぜなら、これからは「個人」が活躍しやすい社会になるからだ。一昔前の日本であれば、学校を卒業したら会社に入って働くのが当たり前だった。しかし今では、クラウドソーシングを利用して仕事をしたり、起業したりする若者が増えてきている。このように個人が活躍しやすくなると、SNSが自分の名刺代わりになる。個人で活躍していく環境を作るためにも、SNSは積極的に利用するべきだ。
③ しかし「SNSの利用には情報リテラシーが求められる。若者には使わせるべきでない」という意見もあるだろう。たしかに、SNSで犯罪行為を発信してバッシングを受けた例は枚挙に暇がない。この問題を解決するためには、利用を制限するのではなく、義務教育で情報リテラシーに関する授業時間を増やしていくべきだろう。利用の制限をすれば、SNSとの接し方がわからない大人が育つだけだ。問題があれば何でもかんでも制限するのではなく、適切な接し方を学ばせるのが正しい対処法だろう。
④ 今や私達の生活に欠かせないSNS。私はこのSNSを個人の発信の場として大いに利用するべきだと考えている。ただし間違った利用をすれば他人に迷惑を掛け、最終的には自分が損をすることになる。したがって義務教育で情報リテラシーの授業時間を増やし、正しくSNSを利用できる若者を育てていくべきだと私は考える。
SNSの適切な利用方法とは?【小論文・例文集第19弾】・例文解説
まずは、小論文を読んで頂いたことに感謝します!
「SNSは若いうちから積極的に利用させるべきだ」という主張で小論文を書いてみました!
今回の小論文は以下4つのブロックで構成されています。
- テーマ解説+問題提起
- 主張(SNSは若いうちから積極的に利用させるべきだ)
- 主張に対する批判(情報リテラシーの低い若者に使わせるべきではない→義務教育で情報リテラシーの授業時間を増やして解決する)
- まとめ
それぞれのブロックを簡単に解説していきますね。
①テーマ解説と問題提起
テーマの解説+問題提起という王道の書き出しです。
サラッとテーマにまつわる話をした後に、問題を投げかければOKです!
非常に使い勝手がいいので、ぜひ身につけてください。
②主張
①の問題提起に対する主張をするという、オーソドックスな書き方です。
主張に加えて「補足」をいれたのがポイントです。
ただただ自分の意見を述べるだけでなく、その意見を補足する文章を入れることによって、説得力が増しますので覚えておきましょう。
- 主張→SNSは若いうちから積極的に利用させるべきだ
- 補足→これからは「個人」が活躍しやすい社会になるから
③主張に対する批判
あえて自分の主張に対する批判を書くのは、小論文の鉄板テクニックです。
小論文が議論しているような形式になり、文章に深みが出ます。
しかし最後は、批判に反論して締めるようにしてください!
主張に対する批判だけ書いて終わってしまうと、悪い印象を与えたままになってしまいます。
それでは本末転倒ですからね。
- 主張に対する批判→情報リテラシーの低い若者に使わせるべきではない
- 批判に対する反論→義務教育で情報リテラシーの授業時間を増やして解決する
④まとめ
最後は今まで述べてきたことを、表現を変えて短くしただけです。
②と③の重要な部分だけを抜き出して伝えれば十分でしょう。
まとめの書き方は、要約の手法を身につければ簡単に書けるようになります。
ぜひ下記のページを参考にしてください。
「他の例文からも学びたい!」という人は下記のページへ。
複数のお題から学ぶことであなたの小論文の幅が広がり、どんなテーマにも対応できる力が身につきます。
SNSの適切な利用方法とは?【小論文・例文集第19弾】・テーマの振り返り、感想
SNSの利用に関しては賛否両論ありますが、利用を制限するなんてとんでもないと思っています。
利用を制限すべきと主張している人は「短期的な思考しかできていないのでは?」と思っています。
だって今の世の中、SNSを生活から完全に断つなんて無理ですよね?
SNSは様々なビジネスや遊びの元になりますからね。
現代人としてSNSを使わないなんておかしい話です。
もちろんSNSを一日中使ったり、人を傷つけるような使い方は駄目ですよ?
間違った使い方をしないように、教育していくことが大人の務めだと思います。
あなたもこの機会に、SNSとの付き合い方を考えてみましょう!
今回の記事は以上になります!
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最後まで見ていただき、ありがとうございました!