この記事の内容は、YouTubeでも解説しています
この記事は、上のような悩みを持っている人に向けて書かれています。
では記事の詳細に入る前に、まずは軽く僕の自己紹介をさせてください。
- 小論文を使って大学に合格
- 小論文の書き方を教える当ブログを作成
- 小論文の添削を通じて大学合格者を輩出→小論文添削サービス
- 昇格試験論文のサポートを多数こなした経験あり→小論文サポートサービス
- 某省庁のエントリーシートのサポートをこなした経験あり→小論文サポートサービス
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会社に長年勤めていると、いずれ昇格の話が舞い込んできますよね。
そして、会社によっては昇格試験を課してくる場合があります。
ただ、いきなり「昇格試験やるよ」と言われても、
という疑問を抱くのが普通です。なぜなら、昇格試験のやり方なんて習う機会が無いからです。
そこで今回は、「昇格試験で合格する人の共通点」をお伝えします。共通点をしっかり把握しておくことで、ズレた対策をすることを避けられますし、モチベーションもアップすると思います。
ちなみに僕は小論文の作成サポートを通じて、今までに多数の昇格試験に携わってきました。その経験から、合格者に共通する点はある程度理解している自負はあります。
また、今回は技術的な話は一切しません。試験に臨む前の心構えとして見てもらえればOKです。ただ、もちろん面接対策や論文対策など技術的な話も重要なので、そういった技術的な話に関するページは、今回の記事の途中及び一番下に貼っておきます。
では、「昇格試験で合格する人の共通点」を見ていきましょう。
【見るだけでOK】昇格試験で合格する人の「5つ」の共通点とは?【試験対策前の心構えにご活用ください】
結論から言うと、「昇格試験で合格する人の共通点」は以下の通りです。
- 準備をしている
- 主体性がある
- 伝達能力が高い
- ポジティブ
- 健康
では、それぞれ説明していきます。
①準備をしている
まずお伝えしたいのは、「準備をしている」という共通点ですね。これが最も重要な要素となります。なぜなら、準備をしないと高い評価を得るための行動が取れないからです。
まあ、これって当たり前のことですよね。どんな試験にも通じる話ですが、準備をしない人が受かるほど甘くないです。例えば受験生の時、受験勉強をして合格を勝ち取りましたよね。昇格試験も本質は全く一緒です。試験である以上、傾向を踏まえて対策を練るという準備はかなり大事です。
論文試験があるのなら、書き方を勉強したり書く内容を事前に整理したりといった準備が必要です。面接があるのなら、質問事項を想定して回答を準備しておくことが必要です。
で、ここで強調しておきたいことがあるのですが、こういった準備をするのって本音を言えばめちゃくちゃ面倒くさいです。通常業務と並行しながら準備をするわけですから、言うほど簡単なことじゃないです。
しかし、合格する人は通常業務と並行してしっかり準備をしています。つまり何が言いたいかというと、「合格する人は全員、準備という苦労を乗り越えている」ということです。苦労するのは誰だって嫌ですけど、もうこれは避けられないと思ってください。「苦労は絶対にするもの」と腹をくくって頑張りましょう。
②主体性がある
次にお伝えするのは、「主体性がある」という共通点です。なぜ合格者にこの共通点があるかと言うと、「昇格する人には、主体性が求められているから」です。
おそらくあなたの会社にも、「グレード別に求められる事」とか「階級ごとに求められる役割」みたいな資料があると思います。そしてその資料を見ると、上の立場になればなるほど、主体性を持って仕事に従事することが求められているような記述が増えていくはずです。
では、さらに踏み込んで考えていきます。なぜ上の立場になると、主体性を求められるのか?それは、従事する仕事の抽象性が高まるからです。
例えばアルバイトって、求められる役割が具体的ですよね。基本的にはマニュアルがあって、そのマニュアル通りに動けば問題ありません。ただ、社長の場合求められる役割が非常に曖昧で、当然マニュアルなんてありません。したがって、自分の頭で考えて行動する主体性が重要となります。
以上の話を踏まえると、上に立場になるほど主体性が求められる意味が分かって頂けたかと思います。つまり、昇格試験において意識してほしいのは、
- 自分はどのように考えているのか
- 自分がどのように行動するのか
という2点をしっかりと伝えることです。
僕の経験上、主体性は合否に相当影響しますので、主体性は強く意識してほしいと思います。
③伝達能力が高い
次にお伝えするのは、「伝達能力が高い」という共通点です。なぜ伝達能力が重要かと言うと、上の立場になればなるほど、関わる人の人数や多様性も増えていくからです。
どんな仕事にも共通して言えることですが、立場が下であればあるほど仕事の内容は具体的であり、関わる人の人数や多様性も限定的な場合が多いです。したがって、最低限の伝達能力があれば十分と言えます(もちろん、伝達能力が高いにこしたことはありませんが)。ただ、上の立場になるにつれて指導する人の数や多様性は高まりますよね。したがって、伝達能力は合否に相当影響してくると断言できます。
また、伝達能力が低いことで、昇格試験において様々な想いをちゃんと伝えられないという懸念もあります。先程、「主体性がある」という合格者の共通点を上げましたよね。ただ、主体性があったとしても、それを上手く言語化できなければ、主体性があるのかないのかハッキリしないまま試験が終わってしまいます。
まとめると、「昇格後に良い仕事をするため」や「昇格試験において良い評価を得るため」に伝達能力は必要ということです。ただ、「高い伝達能力が必要ですよ」と言われても、
と思われたかもしれません。
ただ、そんなに心配は要りません。なぜなら、伝達能力の高さはテクニックで表現できるからです。また、伝達能力と言ってもめちゃくちゃ高いコミュ力を求めているわけではないので、僕みたいに根暗でも大丈夫です(笑)。
以下に貼る記事を参考にしてもらえれば、面接や論文で自分の想いをどう表現すればいいのかが分かります。ぜひ参考にしてください。



④ポジティブ
次にお伝えするのは、「ポジティブ」という共通点です。はい、急に感覚的な話になりましたが、これもめちゃくちゃ大事です。なぜなら、昇格試験の合否は非常に曖昧な基準で決定されるからです。
基本的に昇格試験には、明確な採点基準はありません。「何点以上取れば合格」という類の試験ではないので、感覚的な話が実は非常に重要です。また、昇格後の立場を踏まえれば、ポジティブであることは重要だと断言できます。
昇格すると、より多様な人と仕事に携わることになりますよね。そうなると、ぶつかる壁の数は当然増えていきます。そう考えると、その壁を乗り越えていけるポジティブさが求められるのは必然です。
ただ、「ポジティブさが大事ですよ」と言われても、
と思われる方もいると思います。
ただ、性格がネガティブでも問題ありません。
なぜなら、ここで言う「ポジティブ」とは単なる性格の話ではなくて、「導き出された結論」の話だからです。
という感じだと思いますので、ちゃんと説明します。
例えば、「落ちた売上を復活させる」という課題があったとします。
この課題を踏まえて以下2つの異なる結論を提示された時、どのような印象を受けますか?
- 市場規模が縮小しているので、売上を復活させるのは無理
- 他の市場を開拓することで、売上を復活させることができる
明らかに、後者のほうが印象良いですよね。
つまり何が言いたいかというと、「ポジティブな結論を導くように意識しましょう」といことです。言い換えるならば、「できない理由を探すのではなくて、できる理由を探しましょう」とも言えます。
根がネガティブだったとしても、アウトプットする結論をポジティブにすることはできますよね。この意識が論文や面接での高評価に直結しますので、ぜひ覚えておいてください。
⑤健康
最後にお伝えするのは、「健康」という共通点です。
と思われたかもしれませんが、これも本当にめちゃくちゃ大事な要素になります。なぜなら、繰り返しになりますが、昇格試験の合否は非常に曖昧な基準で決定されるからです。したがって、ポジティブであったり健康であったりすることって、実は非常に重要なんです。
シンプルに考えてほしいのですが、全ての能力や経験が一緒だった場合、健康な人と健康でない人、どっちの方を昇格させたいですか?もちろん、健康な人ですよね。これからより高度な仕事に従事してもらうわけですから、健康でバリバリ働ける人のほうが良いに決まっています。
実はアメリカでは、肥満と喫煙者は出世できないと言われています。そう言われる理由は、アメリカが肥満大国であり、不健康が仕事に悪影響を及ぼすことを理解しているからだと思われます。
ただ、昇格試験を受けるにあたって、お酒やタバコを完全に断つ必要はありません。そこまでするのは何か違います。自分ができる範囲で構いませんから、不摂生をやめたり定期的に運動したりと、健康を意識した行動を増やしてみてください。昇格試験と直接は関係なさそうな話に思えますが、健康であることが「ポジティブな気持ち」や「準備に取り掛かる原動力」に繋がってくるものです。
意外とバカにならない要素なので、健康を第一にお過ごしください。
さいごに
今回は、昇格試験で合格する人の「5つ」の共通点として以下の要素をお伝えしました。
- 準備をしている
- 主体性がある
- 伝達能力が高い
- ポジティブ
- 健康
後半は感覚的な話となりましたが、感覚的な話こそ重要です。ポジティブで健康な人は、本当に受かりやすい傾向があります。
今回ご紹介した共通点を意識しながら、昇格試験へ向けて頑張ってください!
では、以上となります。最後まで見て頂きありがとうございました!
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