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小論文

【小論文・例文集】禁煙化ブーム【喫煙家の立場は?】

・「禁煙化について考察したい」
・「小論文が受験や就職活動で必要になった」

 

こんにちは!TKです。

私は小論文の書き方を「独学」で身につけました。

実際にその小論文を利用して「大学に合格した」という実績を持っています。

 

今回の記事は、小論文・例文集です。

お題はこちら。

お題:近年、禁煙化ブームが到来している。例えばで某Webマーケティング会社では、たばこを吸わない人の有給休暇を増やす措置をとったことで話題になった。このように禁煙を促す流れをあなたはどう思うか?800字以内で述べなさい。

昔はオフィスや路上で喫煙するのが当たり前でした。

しかし今では決められたスペースで喫煙することが常識です。

あなたはこの禁煙化にどのような意見を持っていますか?

 

今回の記事では「禁煙化」について小論文を書いていきます。

それではご覧ください。

【小論文・例文集】禁煙化ブーム【喫煙家の立場は?】

お題:近年、禁煙化ブームが到来している。例えばで某Webマーケティング会社では、たばこを吸わない人の有給休暇を増やす措置をとったことで話題になった。このように禁煙を促す流れをあなたはどう思うか?800字以内で述べなさい。

① 禁煙化ブームによって、喫煙者の肩身が狭くなっている。路上にあった喫煙スペースも年々減っており、喫煙者とそうでない人で有給休暇に差をつける企業まで出てきた。このように半ば強制的に禁煙を促す流れは、喫煙者にどのような影響を及ぼすだろうか?

② 私は禁煙を促す流れによって、喫煙者の仕事の能率が低下すると考える。なぜならば、喫煙者の肩身が狭くなれば狭くなるほど、比例してストレスがたまっていくからだ。そもそも喫煙者は何のためにタバコを吸っているのか?基本的にはリラックスするためである。仕事の合間に一服することで、緊張した気持ちをほぐすことができるのだ。しかし禁煙化ブームによって気軽にタバコを吸えなくなった今、リラックスのためのタバコが吸いにくくなってしまった。結果としてストレスが溜まる原因になり、それは仕事の能率にも当然悪い影響を及ぼすだろう。

③ しかし「タバコを吸う時間を減らすことによって、仕事に使う時間が増える。結果として会社の利益になるだろう」という意見もある。ただしその意見は、生産性の観点が抜け落ちている。確かに、タバコを吸う時間が1時間減れば、単純に仕事に充てる時間は1時間増える。しかし人間はロボットではない。労働時間を増やせば、その分成果が増えるほど人間は単純な生き物ではないのだ。禁煙によるストレスは、行動力や思考力に悪い影響を及ぼす。そのストレスを溜めるくらいであれば、喫煙して気持ちを切り替えたほうが、結果的に会社の利益になるだろう。

④ 禁煙化ブームによって、タバコを吸いにくい時代になった。そのせいで、仕事の合間に吸うのも躊躇するようになり、十分にストレスを発散できない環境ができあがった。単純にタバコを吸う時間は減った。しかしそれが、仕事の能率を下げる要因になっていることも考慮するべきだと私は考える。

例文解説

通読お疲れさまでした!

 

「禁煙を促す流れによって、喫煙者の仕事の能率が低下する」という主張を軸に小論文を書いてみました!

 

この小論文は以下4つのブロックで構成されています。

  1. テーマ解説と問題提起
  2. 主張(禁煙を促す流れによって、喫煙者の仕事の能率が低下する)
  3. 主張に対する批判(タバコを吸う時間を減らすことによって、仕事に使う時間が増える→労働時間を増やせば、その分成果が増えるほど人間は単純な生き物ではない)
  4. まとめ

 

それぞれのブロックを簡単に解説していきますね。

①テーマ解説と問題提起

テーマの解説+問題提起という王道の書き出しです。

非常に使い勝手がいいので、ぜひ身につけてください。

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②主張

①の問題提起に対する主張をするという、オーソドックスな書き方です。

 

主張に加えて「理由」と「具体例」をいれたのがポイントです。

この2点を加えることで、薄っぺらい主張になることを避けられます。

 

  • 理由→喫煙者の肩身が狭くなれば狭くなるほど、比例してストレスがたまっていくから
  • 具体例→ストレス解消のためにタバコを吸っている

③主張に対する批判

あえて自分の主張に対する批判を書くのは、小論文の鉄板テクニックです。

小論文が議論しているような形式になり、文章に深みが出ます。

 

しかし最後は、批判に反論して締めるようにしてください

 

主張に対する批判だけ書いて終わってしまうと、悪い印象を与えたままになってしまいます。

それでは本末転倒ですからね。

 

  • 主張に対する批判→タバコを吸う時間を減らすことによって、仕事に使う時間が増える
  • 批判に対する反論→労働時間を増やせば、その分成果が増えるほど人間は単純な生き物ではない

④まとめ

最後は今まで述べてきたことを、表現を変えて短くしただけです。

②と③の重要な部分だけを抜き出して伝えれば十分でしょう。

 

オマケとして、今回と同じ構成の小論文を詳細に解説したページを載せておきますので、参考にしてください。↓

800字の小論文の「王道の書き方」教えます【私はこれで大学入りました】 この記事を読むメリット 800字の小論文の構成を習得できる 800字の小論文の解答例を見ることができる ...

 

「他の例文からも学びたい!」という人は下記のページへ。

小論文・例文集【定期的に更新中!】

複数のお題から学ぶことであなたの小論文の幅が広がり、どんなテーマにも対応できる力が身につきます。

テーマの振り返り、感想

かなり禁煙に対して批判的な意見を述べましたが、私はタバコを吸いません!

吸わないけど、おかしいものはおかしいので、批判的な意見を書きました。

 

タバコを吸っている=サボっている

この考えってめちゃくちゃ短絡的ではないですか?

じゃあ休憩もせず、パソコンの前に座っているほうが仕事ができているとでも言うのでしょうか?

適度に休憩をとって、仕事をする時は仕事する。

それでいいと思うのですが。

制限を設けても、肩身の狭い思いをするひとが増えて険悪になるだけですよね。

行き過ぎた禁煙化は、いつか大きな反発を生むと断言しておきます!

今回の記事は以上になります!

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最後まで見ていただき、ありがとうございました!

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