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小論文

小論文・例文集10 ネットがあるのに読書をする意味とは?

・「小論文の書き方を学びたい」
・「読書をする意味について考察したい」

こんにちは、TKです。

私は小論文の書き方を、「たった1冊」の本だけで身につけました。

実際にその小論文を利用して、大学に合格したという実績を持っています。

 

今回の記事は、小論文・例文集第10弾です。

お題はこちら。

例題:インターネットを利用すれば無料で情報が入手できる現代。お金を出して本を読む意味はあるのだろうか?あなたの意見を800字以内で述べなさい。

あなたは疑問が生じた時、どのような行動をとりますか?

私はググります。

たいていの疑問はググれば解決しちゃいますからね。

 

じゃあわざわざお金を出して本を買う必要はあるのでしょうか?

この問いに対するわたしの意見を、「本とネットのある違い」に焦点を当てながら小論文形式で書いていきます。

 

小論文の勉強をしている方はぜひ参考にしてください。

小論文・例文集10 ネットがあるのに読書をする意味とは?

例題:インターネットを利用すれば無料で情報が入手できる現代。お金を出して本を読む意味はあるのだろうか?あなたの意見を800字以内で述べなさい。

① 便利な世の中になった。わからない事があれば、ネットで検索するとある程度の答えは返ってくる。答えが見つからなくても、質問を書いておけば答えてくれるサービスまである。ネットで検索するのも質問を載せるのも基本的には無料だ。無料で様々な情報を手に入れられるこのご時世に、わざわざお金を出して本を購入する意味はあるのだろうか?

② 私はお金を出して本を買う意味はあると考える。なぜなら本では、体系的な知識を学ぶことができるからだ。何かを勉強しようと思ったら、その分野全体を網羅している情報を手に入れることが望ましい。本は一つのテーマを解説するために、様々な角度から文章が書かれている。しかしネットでは、一つの問に対して一つの答えを返すことが基本だ。なのでちょっとした調べごとにはネットは便利だが、腰を据えて勉強するには向かない。したがって本は体系的な知識を学ぶために必要だと考える。

③ しかし「一つのジャンルに特化したサイトもある」という意見もあるだろう。確かにあるテーマを軸にして、様々な知識を解説しているサイトはある。しかし本に比べたら内容の信憑性に欠ける。なぜならネットでは匿名で好き勝手に書いている人がいるからだ。しかし本で間違ったことを書くと、出版社と著者の名前に傷がつく。つまり誤った情報を流さないために、出版前に慎重な調査が行われると考えるのが妥当だ。したがって本の内容は間違いなくネットよりも高品質だと言えるのだ。

④ 今の世の中検索すれば、知りたいことは概ね知ることができる。なので本は必要ないと言う意見もあるだろう。だが体系的で信頼の置ける知識を学ぶために本は欠かせない。したがって、お金を出して本を買う必要はあると考える。

小論文・例文集10 ネットがあるのに読書をする意味とは?・例文解説

いかかでしょうか?

「本は信頼できる体系的な知識を学ぶために必要」という意見を軸に小論文を書いてみました!

今回の小論文は以下4つの構成を意識しています。

  1. テーマ解説
  2. 主張(体系的な知識を学ぶために必要)
  3. 主張に対する批判(知識がまとめられたサイトもある→ネットの情報は信頼に欠ける)
  4. まとめ

それぞれ深堀りしていきますね。

①テーマ解説と問題提起

テーマの解説+問題提起という王道の書き出しです。

サラッとテーマにまつわる話をした後に、問題を投げかければOKです!

非常に使い勝手がいいので、ぜひ身につけてください。

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②主張

①の問題提起に対する主張をするという、オーソドックスな書き方です。

主張に加えて「補足」をいれたのがポイントです。

ただただ自分の意見を述べるだけでなく、その意見を補足する文章を入れることによって、説得力が増しますので覚えておきましょう。

  • 主張→体系的な知識を学ぶために必要
  • 補足→本は一つのテーマを解説するために、様々な角度から文章が書かれている

③主張に対する批判

あえて自分の主張に対する批判を書くのは、小論文の鉄板テクニックです。

小論文が議論しているような形式になり、文章に深みが出ます。

しかし最後は、批判に反論して締めるようにしてください!

主張に対する批判だけ書いて終わってしまうと、悪い印象を与えたままになってしまいます。

それでは本末転倒ですからね。

  • 主張に対する批判→知識がまとめられたサイトもある
  • 批判に対する反論→ネットの情報は信頼に欠ける

④まとめ

最後は今まで述べてきたことを、表現を変えて短くしただけです。

②と③の重要な部分だけを抜き出して伝えれば十分でしょう。

まとめの書き方は、要約の手法を身につければ簡単に書けるようになります。

ぜひ下記のページを参考にしてください。

【かんたん!】小論文・要約の方法【解答例有り】 この記事をYouTubeで見たい方はこちら! https://www.youtube.com/watch?v=pu8Vc-...

「他の例文からも学びたい!」という人は下記のページへ。

小論文・例文集【定期的に更新中!】

複数のお題から学ぶことであなたの小論文の幅が広がり、どんなテーマにも対応できる力が身につきます。

小論文・例文集10 ネットがあるのに読書をする意味とは?・まとめ、感想

■月の本の冊数の分布

0冊 141人(36.1%)
1冊  78人(19.9%)
2冊  53人(13.6%)
3冊  32人( 8.2%)
4冊  24人( 6.1%)
5冊  17人( 4.3%)
10冊 20人( 5.1%)
20冊 8人 ( 2.1%)

今回は社会人男女391人に調査しました。その結果、上記のような分布に。全く読まないという人が最も多く1/3以上という結果に。一方で10冊、20冊という人もそれなりの数字となりました。

引用元:(マイナビ・学生の窓口

なんと本を読まない人が1番多いのですね!

読んでいたとしても、1~2冊という回答が多いです。

ネットの知識で十分という人が多くいるのでしょう。

 

しかし本格的に勉強しようと思ったら、やはり本は欠かせません。

結果を出している人ほど年収が高くなっていることからも、本はスキルを向上させるための重要なツールと言えますね。

20代、30代のビジネスマンは1ヶ月平均0.26冊の本を読むのに対し、30代で年収3000万円の人は平均9.88冊の本を読むのだと言います。その差は約38倍ですが、アメリカの調査でもビル・ゲイツやウォーレン・バフェットのような大富豪が1日30分以上本を読むのに対して、年収300万前後の人たちの中で1日30分以上の読書をしていたのは、たったの2%しかいなかったそうです。

引用元:(ビル・ゲイツなど、大富豪の読書量は、年収300万円の人の38倍

あなたも読書を習慣にしてみてはいかかでしょうか?

私も現在読書を習慣にしている最中ですので、一緒に頑張りましょう!

 

今回の記事は以上になります!

もし、「今回の記事が参考になった方」や「ブログを一緒に継続していきたい」という方は、ぜひツイッターのフォローをお願いします!

最後まで見ていただき、ありがとうございました!

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