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こんにちは、TKです。
今回は以下の問に答えていきます。
昇格論文において、決意表明的な文章は必須なイメージがありますよね。
ちなみに僕が教えているテンプレでも、最後は決意表明で終わる形にすることをオススメしています。
ただ、「決意表明を書いて下さいね」と言われても、どう書いていいのかよく分からないのが本音だと思います。
ではさっそく、決意表明の書き方について述べていきます。
答え
決意表明の書き方は2パターン覚えておけばOKです。
その2パターンとは以下の通りです。
- 今すぐ取り組む事を書く
- 書いてきた論文の内容を端的にまとめる
では、それぞれのパターンの例文も書いていきます。
①今すぐ取り組む事を書く
今すぐ取り組む事を書くと、行動力が高い人間であることをアピールできます。
決意表明の意義は「ちゃんと私は行動しますよ」という想いをアピールすることにありますので、具体的な行動を書くのは決意表明として相応しいです。
例文としては、こんな感じで書けばOKです。
今回課題として掲げた「業務時間の削減」は今すぐにでも解決しなければならない、喫緊の課題である。さっそく、業務内容を書き込めるフォーマットを作成し、迅速に業務時間の削減を実現していきたいと思う。
この決意表明の前には、「業務時間の削減」のために必要な要素を他にも書いています。
ただ、「最初に必要なのはフォーマットを作成すること」という流れで論文を書いていますので、「まずはフォーマットを作成に取り組みますよ」と最後にもう一度強調するイメージですね。
この決意表明によって、想いをちゃんと行動に移す人間であることをアピールできます。これ、非常に使い勝手が良いので覚えておいてください。
②書いてきた内容を端的にまとめる
書いてきた内容をまとめることで、どんな想いを持っているかを改めてアピールできます。
このパターンが有効なのは、「多様な話を書いた場合」ですね。多様な話をまとめた上で想いを述べると、説得力のある決意表明に映ります。
例文としては、こんな感じで書けばOKです。
今回は、「収益構造をわかりやすく見える化する」という働きをしたい想いについて論じました。先述したようにまだまだ未熟な点はあるものの、最低限の知識やスキルはあると自負しています。今持っているものを活かしつつ、さらにまだ持っていないものを追い求めることで、経理として貢献する所存です。
これは、経理職の昇格論文をイメージして書いています。この決意表明の前には、足りている部分・足りていない部分の両者を書いたという想定ですね。
こんな感じで、足りている部分・足りていない部分を書く事があると思います。それを最後にもう一度端的にまとめることで、あなたの想いが具体的に伝わってくるのです。
多様な話をした後は読み手の頭がやや整理できていない可能性もありますので、このようにまとめを含めた決意表明があると、読み手のためにもなります。
これも使い勝手が良いので、覚えておいてください。
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