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【4つの段落で書ける】読書感想文の王道のテンプレ【例文つき】

この記事の内容は、YouTubeでも解説しています。

悩む人
悩む人
読書感想文を書こうと思ったけど、どう書いていいか分からん・・・

この記事は、上のような悩みを持っている人に向けて書かれています。

では記事の詳細に入る前に、まずは軽く僕の自己紹介をさせてください。

学校の課題でよく出される読書感想文ですが、どう書けばいいのか全くわからないのが本音だと思います。

ただ、わからないのが普通なので安心してください。読書感想文の書き方を教わる機会などありませんから、書けないのが当たり前です。

今回はそんな方に向けて、読書感想文を書けるようになる方法をお教えします。実は読書感想文には王道のテンプレがありますので、それさえ知っておけばなんとでもなります。

今回は、以下2つのパートに分けて解説をしていきます。

  1. 読書感想文のテンプレ
  2. 本の読み方

テンプレだけでなく本の読み方に関してもアドバイスしますので、この記事1つで読書感想文は書けるようになります。

ではさっそく、読書感想文の書き方から見ていきましょう。

【4つの段落で書ける】読書感想文の王道のテンプレ【例文つき】

結論から言うと、読書感想文は以下4つの段落で書けばOKです。

  1. その本を選んだ理由→150字くらい
  2. 本の要約→200字くらい
  3. 自分が注目した箇所→300字くらい
  4. 今後の自分の心構え→150字くらい

※原稿用紙2枚(800字)で書くことを想定した文字数となっております

では、それぞれ解説していきます。

①その本を選んだ理由→150字くらい

最初の書き出しで悩む方が多いと思われますが、そこまで悩まなくて大丈夫です。

書き出しは「その本を選んだ理由」を書けばOKです。なぜなら、読み手が最初に抱く疑問が「なぜその本を選んだのか?」という疑問だからです。

「これを読みなさい」と指定されていない限り、読み手はなんであなたがその本を選んだのか知りませんよね。で、ここでポイントとなるのが、「その本を選んだ理由を知らないまま感想を読むのはモヤモヤする」という気持ちです。

人は分からない物事に対してモヤモヤした気持ちを抱きますよね。そういう状態で感想を読むのは結構辛いので、本を選んだ理由を書いてあげた方が読み手のためになります。

ちなみに、理由はホントに何でもいいです。本屋で偶然出会ったとか、友達に勧められたからとか。そんな些細な理由でもOKです。素直な理由を書いて下さい。

②本の要約→200字くらい

次に、本の要約を書いていきます。

なぜ本の要約を書くかと言うと、「読み手はその本の内容を知らないから」です。先程も述べましたが、知らない情報があるまま感想を読み進めるのは辛いですからね。したがって、簡単にでいいので、要約を書いてあげる必要があります。

まあ有名な本なら内容を既に知っているかもしれませんが、知らない前提で書くほうが妥当です。ちなみに、要約には以下の情報を盛り込めばOKです。

  1. 主要な登場人物
  2. ストーリーのあらすじ

誰がどんなストーリーを展開するのかを説明すれば、要約としては十分です。

まあ、こうやって必要な要素を箇条書きされても、実際にどう書けばいいのかはよく分からないですよね。

しかし、大丈夫です。ご安心下さい。最後に例文を書きますから、その例文を見て、こんな感じで書けばいいんだなと学んでもらえればOKです。

③自分が注目した箇所→300字くらい

次に、自分が注目した箇所を思いっきり書いていきます。

ここが読書感想文で一番重要なポイントとなりますので、文字数を多めに取っています。なぜ重要かと言うと、「読書感想文とは、本を読んで何を想ったのかを表現するもの」だからです。

「本を読んで何を想ったのか」ということを分かりやすく伝えるために、「本を選んだ理由」や「要約」を書いたと言っても過言ではありません。ここまでは基本的に感想と言える情報を書いていないので、この段落で思いっきり感想を書くイメージです。

具体的には、以下の要素を盛り込めばOKです。

  1. 自分が注目した箇所
  2. その箇所に注目した理由

この2つの要素を書くことで、あなたがどんな感想を抱いたのかが伝わります。

また、要素だけ抜き出して説明されてもよく分からないと思いますので、詳しくは例文を見てイメージを掴んでください。

ちなみに、どの箇所に注目するかはあなたの自由です。本を読んでいて心が動かされた部分を素直に書きましょう。

④今後の自分の心構え→150字くらい

最後は、本を読んだ上での「今後の自分の心構え」を書くことをオススメします。なぜなら、本の学びを今後の人生に活かす姿勢を見せた方が、印象が良いからです。

想像してみてほしいのですが、本から得たものを人生に活かす人と活かさない人、どっちのほうが魅力的ですか?当然、本から得たものを人生に活かす人ですよね。したがって、今後の自分の心構えは書いた方がいいです。

ただ、本はあくまでも娯楽で読んでおり、人生に活かすなんて考えていない人もいると思います。その場合は、全く別の情報を書いてもいいです。例えば、以下のような情報でもいいですよ。

  • 他に読んでみたい本
  • この本を勧めたい人

最後の段落はある程度自由に書いてもいいと思っているので、「心構え」という堅苦しいことを書きたくない場合は、自分なりの発想で書いてください。

例文

では、ここまでの説明を踏まえて例文を書いていきます。

ちなみに、先程説明したテンプレは以下の通りです。

  1. その本を選んだ理由→150字くらい
  2. 本の要約→200字くらい
  3. 自分が注目した箇所→300字くらい
  4. 今後の自分の心構え→150字くらい

※原稿用紙2枚(800字)で書くことを想定した文字数となっております

このテンプレを思い浮かべながら例文を見て下さい。

ちなみに今回は、嶽本野ばらさんが書いた「ミシン」という本の読書感想文を書いていきます。

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●読書感想文(800字程度)

私が今回読んだ本は、嶽本野ばらさんが書いた『ミシン』です。なぜこの本を読もうと思ったかと言うと、私の好きな女優「齋藤明里」さんがミシンをお勧めしていたからです。齋藤明里さんが心を込めてミシンの解説をしている動画を見て、自然と読みたい気持ちになりました。

ミシンの主人公は流行に全く興味がない女の子です。古い作品を好きになったり、同性の子に恋心を抱いたりと、簡単言えば浮いた存在です。主人公はある日偶然目にした音楽番組で、ミシンという名のミュージシャンを知ります。ミシンは見た目の美しさに反して、過激なパンクを歌う女性でした。主人公はそんなミシンを見て、一目惚れします。その日を堺に、主人公はミシンが掲載されている雑誌を買い漁ったり、ミシンが愛用しているブランドで身を固めたりと、ミシンという存在に没頭していく。そんなストーリーです。

私が心を動かされたのは、ミシンに近づくために全力を尽くす主人公の姿です。なぜなら、私は全てを掛けて何かに没頭した経験があまり多くないからです。具体的に主人公は、「神社に参拝しに行く・貯金を叩いてミシンと同じ格好をする・ギタリストの募集が始まった瞬間にギターを練習する」といった行動を取ります。当然いずれの行動も、報われる保証など全くありません。ただ、幸いなことにこれらの行動が実って、主人公がミシンに初めて話しかけられるシーンがあるのですが、その瞬間がとても美しいと思いました。ライブ終わりにたった一言「貴方、私と全部、お揃いね。素敵!」と言われただけなのですが、主人公は腰が砕けてしまいその場に座り込んでしまうのです。

私はこのシーンを見て、何かに没頭する人間になりたいと思いました。もちろん、何かに没頭しても、望む成果が得られないことがほとんどです。ただ、成果うんぬんではなくて、没頭する姿勢自体が素晴らしいものなのだと、ミシンを通じて理解できました。

はい、いかがでしょうか?

本の内容を簡単に説明した上で、自分の想いも伝えられていると思います。

今回のテンプレは使い勝手が良いので、ぜひご活用下さい。

本の読み方

ここまで、読書感想文のテンプレについて解説してきました。

ただ、そもそもどういう風に本を読めばいいのか分からない人もいると思いますので、「読書感想文を書く」という目的に沿った本の読み方も解説しておきます。

読み方のポイントは、以下の2つです。

  1. 主要な人物を把握する
  2. 心が動いたシーンをメモしておく

では、それぞれ解説します。

①主要な人物を把握する

まずは、ストーリーの主要人物を把握しましょう。

なんでこんな事をするかと言うと、テンプレ内で紹介した「②本の要約」の段落をスムーズに書くためです。

要約という言葉を言い換えるならば、「重要な部分をまとめること」と表現できます。主要な人物は当然重要な部分ですから、押さえてく必要がありますよね。

基本的にストーリーは主要な人物を中心に展開していきますから、主要な人物を押さえておくことで、要約を書く助けとなります。

②心が動いたシーンをメモしておく

本を読み勧めながら、心が動いたシーンをメモしていきましょう。

なんでこんな事をするかと言うと、テンプレ内で紹介した「③自分が注目した箇所」の段落をスムーズに書くためです。

本を読み終えた瞬間はストーリーが鮮明に頭の中に残っているものですが、時間が経つにつれて、どんどん記憶は色あせてしまいます。

いざ読書感想文を書こうと思った時に、心が動いた部分がパッと出て来ない可能性は十分に考えられますので、「ここ最高!」と思ったらその瞬間にメモしましょう。

ちなみに、メモする媒体やメモの方法は何でもいいです。僕はiPhoneのメモ機能を使っています。「後で思い出せるようにする」という目的さえ果たせればいいので、好きなようにメモをしてください。

さいごに

今回は、以下のテンプレをご紹介しました。

  1. その本を選んだ理由→150字くらい
  2. 本の要約→200字くらい
  3. 自分が注目した箇所→300字くらい
  4. 今後の自分の心構え→150字くらい

※原稿用紙2枚(800字)で書くことを想定した文字数となっております

また、本の読み方として、以下のポイントを解説しました。

  1. 主要な人物を把握する
  2. 心が動いたシーンをメモしておく

読書感想文の作成は大変かと思いますが、負けないように頑張ってください!

最後まで見て頂き、ありがとうございました!

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