この記事は、上のような悩みを持っている人に向けて書かれています。
では記事の詳細に入る前に、まずは軽く僕の自己紹介をさせてください。
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- 小論文を使って大学に合格
- 小論文の書き方を教える当ブログを作成
- 昇格試験論文のサポートをこなした経験あり→小論文代行サービス
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独学の体験談を詳しく知りたい方は、以下のページを参照してください。
昇格試験論文では自分の話を伝えやすくするために、起承転結で書くことを勧められるケースがあります。
そもそも論文に限らずとも、起承転結は読みやすい文章のテンプレとして有名ですよね。
ただ、別に僕は起承転結にこだわる必要は無いと思っています。
ではなぜ、起承転結にこだわる必要は無いのか?代わりにどんなふうに書けばいいのか?
そんな疑問に対して答えていこうと思います。
【縛られちゃダメ】昇格試験論文は別に起承転結で書かなくてもOK
では、起承転結で書く必要がない話について淡々と書いていきます。
そもそも起承転結とは?
まず、起承転結という言葉がよくわからないので、具体的にどんな意味かを見ていきます。
起承転結は、以下の画像がとてもわかりやすいです。
この起承転結のイメージを論文に当てはめるとしたら、以下のようになります。
- 起→導入
- 承→結論
- 転→補足・懸念点など
- 結→まとめ
上の流れは僕もよく使う流れですから、「起承転結で書け」という主張も分からなくはありません。
ただ、起承転結はどちらかと言うと物語の構成に使われるものであり、無理に当てはめようとしても混乱するだけです。
特に起承転結の「転」って、何かよくわからないですよね。
と思いませんでしたか?僕は思いました。
よくわからない言葉を当てはめようとしても、結局わけわからなくなるだけですから、起承転結に縛られる必要なんて全くありません。
課題によって、柔軟に構成を変えればいい
僕は昇格試験論文の書き方として、以下の構成をオススメしています。
- 課題
- 課題の解決策
- 解決策の懸念点
- まとめ+決意表明
流れとしては起承転結と近いんですけど、起承転結という言葉を使っていないので、当てはめやすさは変わると思います。
しかしですね、これもあくまで1つの例で、無理に当てはめなくていいんですよ。
基本的に昇格試験論文では課題が前提にありますから、このテンプレートが使いやすいというだけで、テーマによっては使いにくいかもしれませんし、人によってはしっくり来ない場合もありますよね。
例えば、以下のようなテーマが出題されたとします。
リーダーシップを発揮するためには、どのような振る舞いが必要だと考えているか?身近な例を交えながら論じなさい。
これって別に、課題があるわけじゃないですよね。
リーダーシップに必要な振る舞いを聞かれているだけですから、
- 課題
- 課題の解決策
- 解決策の懸念点
- まとめ+決意表明
というテンプレートは使いにくいですよね。
このテーマであれば、リーダーシップを発揮するためにはどんな振る舞いが必要かを説明して、その後に根拠として身近な例を交えれば流れとしては十分です。
このようにですね、「テーマによって柔軟に構成を考えること」が必要なんですね。
なんでもかんでも起承転結で当てはめられるほど、世の中甘くありません。
自分の頭を使って、苦労する時間が必要だと思ってください。
ちなみに、論文の構成を考えていく方法は下のページで解説していますので、参考にしてください。
まとめ やっぱり苦労する時間は必要
起承転結や僕の考えた構成を使えば、ある程度論文を書き上げるイメージが湧いてくると思います。
ただ、どんなテーマにも完璧に当てはまる構成は無いので、やはり最終的にはご自身で工夫して書き上げる苦労は必須です。
ただ、ちゃんと頭を悩ませれば悩ませるほど論文の質は上がっていきますので、何とか頑張ってください!
では以上となります。
最後まで見ていただき、ありがとうございました!
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