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小論文

【バリアフリー】住みやすい世の中とは?【小論文・例文集第30弾・看護医療編】

・「バリアフリーについて考察したい人」
・「受験や就職で小論文が必要になった人」

 

こんにちは、TKです。

私は小論文の書き方を「独学」で身につけました。

実際にその小論文を利用して「大学に合格」という実績を持っています。

 

今回の記事は、小論文・例文集第30です。

お題はこちら。

お題:障がい者にとって適切なバリアフリーとはなにか?あなたの意見を800字以内で自由に述べなさい。

バリアフリーとは?

障がい者や高齢者が、精神的または身体的に不都合なく過ごせるような環境をつくる「物」や「考え方」のこと。

多様性が認められ始めた近年、障がい者に対する差別的な扱いは減ってきたという肌感覚があります。

それでも、まだまだ不都合な面を感じている部分はあると思います。

障がい者にとって適切なバリアフリーを実現するために、どのような方法が考えられるでしょうか?

 

今回の記事では「バリアフリー」を軸に小論文を書いていきます。

看護医療業界を目指す人は、ぜひ押さえてほしい記事です!

それではご覧ください。

【バリアフリー】住みやすい世の中とは?【小論文・例文集第30弾・看護医療編】

お題:障がい者にとって適切なバリアフリーとはなにか?あなたの意見を800字以内で自由に述べなさい。

① バリアフリーとは、障がい者や高齢者が、精神的または身体的に不都合なく過ごせるような環境をつくる「物」や「考え方」のことだ。バリアフリーを意識した取り組みは行われているものの、ほとんどの人にとっては他人事なのが現実だ。個人レベルからバリアフリーを実現するためには、どのような政策が必要になるだろうか?

② 私は障がい者に対する差別的な目を無くす教育をするべきだと考える。理由は、障がい者は精神的に窮屈な思いをしているからだ。例えば、五体不満足で生まれた乙武氏は次のような言葉を発している「健常者に接するのと同じように障がい者に接してほしい」。では具体的にどのような教育をするべきか?それは、この世には完璧な人間はいないという事実を、義務教育で教えていくべきだと考える。健常者と言われる人だって、何かしらの欠点を抱えており、それを周りにフォローしてもらっているはずだ。子供のうちから偏見を持たない価値観を形成することよって、差別的な目を無くしていけるだろう。

③ しかし、いくら差別的な目を無くしていっても、身体的な障害を克服できるわけではないという問題点がある。身体的な問題はいくらテクノロジーが発達しても、完璧に補完できるものではない。だからこそ私達は、障害を1つの個性として受け入れるべきなのだ。例えばスティービー・ワンダーは目が見えないが、逆にその欠点を武器にし、音楽という分野で大きな成功を収めている。障害を個性として受け入れることで、それを活かせる社会をつくることが、障がい者にとって1番住みやすい世の中になる思う。

④ バリアフリーは身体的そして精神的な障壁を取り除く物や考え方のことだ。肉体的な障壁を取り除くことも大事だが、まずは精神的な障壁を無くす教育をするべきだろう。障害を個性として認めることが、障がい者にとって適切なバリアフリーになると私は考える。

例文解説

通読お疲れさまです!

 

「障がい者に対する差別的な目を無くす教育をするべき」という主張を軸に小論文を書いてみました!

 

この小論文は以下4つのブロックで構成されています。

  1. テーマ解説と問題提起
  2. 主張(障がい者に対する差別的な目を無くす教育をするべき)
  3. 主張の問題点(身体的な問題は解決できない→そもそも身体的な障害を完璧に補完するのは無理なので、個性として認めるべき)
  4. まとめ

 

それぞれのブロックを簡単に解説していきますね。

①テーマ解説と問題提起

テーマの解説+問題提起という王道の書き出しです。

非常に使い勝手がいいので、ぜひ身につけてください。

②主張

①で提起した問題に答えるというオーソドックスな流れですね。

主張の説得力を増すポイントは以下の3点です。

  • 主張を選んだ理由→障がい者は精神的に窮屈な思いをしているから
  • 主張を裏付ける具体例→乙武氏の言葉
  • 具体例な解決策→この世には完璧な人間はいないという事実を、義務教育で教えていくべき

このように、主張を深堀りすることを意識してください。

③主張の問題点

あえて自分の主張の問題点を上げるのは、小論文の鉄板テクニックです。

小論文が議論しているような形式になり、文章に深みが出ます。

 

しかし最後は、問題点を解決する方法で締めるようにしてください。

 

主張の問題点を上げて終わってしまうと、悪い印象を与えたままになってしまいます。

それでは本末転倒ですからね。

  • 主張の問題点→身体的な問題は解決できない
  • 問題点の解決方法→そもそも身体的な障害を完璧に補完するのは無理なので、個性として認めるべき

④まとめ

最後は今まで述べてきたことを、表現を変えて短くしただけです。

②と③の重要な部分だけを抜き出して伝えれば十分でしょう。

 

オマケとして、今回と同じ構成の小論文を詳細に解説したページを載せておきますので、参考にしてください。↓

800字の小論文の「王道の書き方」教えます【私はこれで大学入りました】 この記事を読むメリット 800字の小論文の構成を習得できる 800字の小論文の解答例を見ることができる ...

 

「他の例文からも学びたい!」という人は下記のページへ。

小論文・例文集【定期的に更新中!】

複数のお題から学ぶことであなたの小論文の幅が広がり、どんなテーマにも対応できる力が身につきます。

テーマの振り返り、感想

近年はテクノロジーの発展が目覚ましいですね。

目の動きだけで電子機器を動かせる技術なども開発されています。

しかしどんなにテクノロジーが発達したところで、すべての障害を補えるわけじゃないですよね。

ある程度の障害は受け入れて、逆にそれを「個性」として認めることができれば、障がい者にとって住みやすい世の中になるのでは?と思いました。

今回の記事は以上になります!

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最後まで見ていただき、ありがとうございました!

 

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