・「小論文の書き方を学びたい」
・「IR法案について考察したい」
こんにちは、TKです。
私は小論文の書き方を、「たった1冊」の本だけで身につけました。
実際にその小論文を利用して、大学に合格したという実績を持っています。
今回の記事は、小論文・例文集第9弾です。
お題はこちら。
2016年12月に可決された「IR法案」(正式名称:特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律)。この法案は様々なエンターテイメントを統合した施設を作り、経済を活性化させる目的で考えられた。このIR法案は私達の生活にどのような影響を及ぼすか?あなたの考えを800字以内でまとめなさい。
最近はIR法案に関するニュースをあまり聞かなくなりました…。
しかしニュースにならないだけで、話し合いは進められています。
未だに決まっていない事柄が、実はこれだけあります。
- 業務の基本方針
- IRの設置地域
- IR事業者
これら3点の事項がまだ決まっていない(2019年6月30日時点)ので、まだまだ先は長そうですね。
今回はこの「IR法案」をテーマに小論文を書いていきます。
小論文の例文の見て考察することは、小論文の書き方を学ぶ重要なプロセスです。
小論文の勉強をしている方は、ぜひ参考にしてください!
小論文・例文集9 【IR法案】が変えるわたし達の生活とは?
2016年12月に可決された「IR法案」(正式名称:特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律)。この法案は様々なエンターテイメントを統合した施設を作り、経済を活性化させる目的で考えられた。このIR法案は私達の生活にどのような影響を及ぼすか?あなたの考えを800字以内でまとめなさい。
① 2016年12月にIR法案が成立した。複合型の施設を作り、経済を活性化させることが目的だ。この法案は私達にどのような影響を与えるだろうか?
② このIR法案によって、日本の経済は上向いていくと私は考える。なぜなら複合型の施設を作れば、インバウンドを増やせるからだ。今回のIR法案は別名「カジノ法案」とも言われている。このカジノがインバウンドを増やすことに直結するだろう。世界的なリゾート地であるマカオやラスベガスには、カジノという大きな魅力がある。日本ほど先進国の国でカジノができないのは、諸外国に遅れを取っていると言える。IR法案によってカジノの設立が認められれば、海外旅行先の候補に日本上がり、インバウンドを増やすことにつながるはずだ。
③ しかしカジノを設立することに不安の声もあがっている。それはギャンブル依存症が増加するのでは?という懸念だ。たしかにカジノはギャンブルなので、依存症患者が増えるという意見は正しいように聞こえる。しかしその懸念は的外れだと私は思う。なぜならギャンブル依存症になるような人は、既になっているからだ。今は駅前に無数のパチンコ施設が存在している。ギャンブルをやろうと思えば既にできる環境にあるのだ。なので今更カジノを増やしたところで、ギャンブル依存症の問題が深刻になるとは思えない。もちろん全く影響が無いわけではないので、使える金額を制限するなどの仕組みは考える必要がある。
④ IR法案が成立し、複合型の施設が作られようとしている。メインの施設はカジノだ。このカジノによって、インバウンドの増加が期待される。ギャンブル依存症の問題が叫ばれているが、今更カジノを増やしたところで問題は深刻化しないだろう。したがって複合型の施設がインバウンド需要を喚起し、日本の経済を上昇させると私は考える。
例文解説
いかかでしょうか?
「カジノがインバウンド需要を喚起する」という意見を軸に小論文を書いてみました!
今回の小論文は以下4つの構成を意識しています。
- テーマ解説
- 主張(カジノがインバウンドを増やす)
- 主張に対する批判(カジノがギャンブル依存症の問題につながる)
- まとめ
ほとんどのテーマで「①テーマ解説」と「④まとめ」は必須項目になります!(指定文字数が少ない場合は、まとめをカットすることもある)
ただし②と③のメインコンテンツは様々な表現方法があります。
今回は問題に対する主張を②で解説しました。
③で主張に対する批判も説明し、その批判に対する反論も書くという形にしました。
今回の小論文の構成は、以下のページに沿って書かれています。
小論文の書き方を身につけたい方は、目を通してみてはいかかでしょうか。
まとめ、感想
IR法案が成立した時点では、東京オリンピックを目処にリゾート地の完成を目指していたようですね。
今となってはもう無理ですが…。
私が楽しみにしているのは「カジノ」ですね!
しかし日本人が入場するのには、数千円のお金が必要になるみたいです!
ちょっと高すぎですよね。
むしろ入場料が高いほうが「取り返してやる!」という気持ちになって、より依存症になるような気もします。
入場料がギャンブルにハマる原因になることに、なぜ政府は触れないのかわかりますか?
正直に言ってしまえば、ギャンブル依存症対策なんてただのポーズですからね。
本音は「ジャンジャンお金を使え!」と考えているはずです。
そのほうが税収が増えますからね。
今回の記事は以上になります!
もし、「今回の記事が参考になった方」や「ブログを一緒に継続していきたい」という方は、ぜひツイッターのフォローをお願いします!
最後まで見ていただき、ありがとうございました!