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こんにちは、TKです。
私は小論文の書き方を、たった1冊の本だけで身につけました。
実際にその小論文を利用して、大学に合格したという実績を持っています。
今回の記事は、小論文例文集です。
お題はこちら。
例題:あなたが学生時代に頑張ったことはなんですか?800字以内で述べてください。
いかにも就活で問われそうなテーマですね。
したがって今回のテーマを、ある企業の就活で出題されたと仮定して話を進めます。
同じようなテーマを書かなければならない方は、ぜひ参考にしてください。
【小論文】何を問われているかを考える
学生時代に頑張ったことをストレートに答えたら、「~を頑張りました」で終わってしまいますよね?
当然この1行だけで終わらせたら、100%落ちます(笑)。
なので、このテーマに沿って「何を表現してほしいと思っているのか?」ということを考えましょう。
このテーマで表現してほしいと思われることを、箇条書きにしてみました。
- どれくらい頑張ったのか
- なぜそれを頑張ったのか
- 途中でぶつかった壁にどう立ち向かったか
- 頑張ったことを企業でどう活かしていきたいのか
これら4つのポイントを書くことによって
- 行動力
- 問題解決能力
- 将来性
を伝えることができますよね。
「行動力」「問題解決能力」「将来性」を的確に伝えることができれば、
その企業でどのように働いてくれるのかを、読み手に想像させることができます!
その想像が企業が求めている人材とマッチしたら、「合格」となるでしょう。
なので頑張ってきたことを、受ける企業や職種に寄せて書くことをおすすめします。
これらのことを踏まえて小論文を書いていきますね。
それではご覧ください。
小論文例文集①あなたが学生時代に頑張ったことはなんですか?
※製造業の経理に応募した時の、エントリーシートで出題されたものと仮定して書きます。したがって今回は「ですます調」で書いています。
私が学生時代に頑張ってきたことは、会計の勉強です。大学の講義に加えて、自主的に資格の勉強もしてきました。自主的な勉強が実って、簿記2級を取得することができました。
私が会計の勉強に力を入れたきっかけは、大学で受講した会計の講義に興味を持ったからです。講義の中で、財務諸表の数字を読み解くことによって、企業の現状や将来性を読み解けることを学びました。企業を読み解く力は、就職活動や株の運用に役立つと思いましたので、会計の勉強に力を入れました。
しかし、自主的に始めた会計の勉強に対して、悩みを抱えたことがあります。それは「新しく学ぶ用語の知識がなかなか定着しない」という悩みです。会計の勉強をしていると、初めて聞く用語が多くでてきます。単純に暗記しようと思っても、時間が空くと忘れてしまうことがよくありました。そこで私は、用語の意味に加えて、「具体的にどのような場面で使用されるのか?」という情報も抑えるようにしました。リアルな状況も併せて覚えることで理解が深まり、知識の定着率を向上させることができました。この出来事を通して、何か新しいことを勉強するときは表面的な事だけではなく、本質的なことも併せて理解することの重要性を学びました。
社会人として働くことになれば、新しいことを多く学ぶと思います。新しい環境の中、新たなことを学んでいくのは、大変な思いをすることもあるでしょう。しかし私は、会計の勉強を通して、新しいことを学ぶコツを身につけました。その経験が、社会人として新しいことを学ぶ時にも活きてくるはずです。また、会計の勉強を通して、簿記2級を取得することもできました。この簿記2級の知識は、経理業務で活かすことができます。
会計の勉強を通して知識と経験を得ることができましたが、まだまだ学ぶべきことは沢山あります。今の現状に満足せず、これからも継続して勉強していきたいです。
【小論文】例文評価
いかかでしょうか?
経理の職種に応募したという前提で小論文を書きました。
いちばん大事なポイントは、「頑張った過程がどのように企業で活かせるか?」という意図に答えることです。
ただただ頑張った過程を書くだけだと、その過程がどのように仕事に活きるのかが見えてきません。
今回の例では、会計の勉強を頑張ったという内容の小論文を書きました。
そして、その会計の勉強が、
- 新しいことを学ぶ過程に活きる
- 経理業務に活きる
ということが伝わったと思います。
このように、相手の意図を汲み取った小論文が書ければ、高い評価を得ることができるでしょう。
まとめ
小論文のテーマを見た時に、相手の意図を汲み取れるかどうかは、採点に大きく影響してきます。
今回は企業で出された小論文なので、「企業で働くことに絡めて小論文を書いてほしいと思っている」と考えるのが妥当です。
もちろん、単純に小論文のテーマに答えればOKの場合もあります。
とにかくテーマを見た時に、「出題の意図」を考える癖をつけましょう!
そうすれば、的はずれな小論文を書くことは避けられるはずです。
今回の記事は以上になります!
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最後まで見ていただき、ありがとうございました!